調査の概要
Ⅰ 調査の概要
調査の概要
調査の概要
1 調査の目的
(1)調査の趣旨
平成2 0 年度(2 0 0 8 年度)に策定した「城陽市高齢者保健福祉計画・第 4 期城陽市介護保険 事業計画」の見直しを行うため、介護保険や保健福祉サービスに関する市民ニーズを調査し、見直 しの基礎資料として活用を図るものです。
(2)調査の内容
介護保険制度については平成 1 2 年度(2 0 0 0 年度)からの開始以降 1 0 年が経過し、また、平 成 1 8 年度(2 0 0 6 年度)からの介護保険制度改正によって、介護予防の推進、認知症ケアの推進、 地域ケア体制の整備を課題とするサービス体系の変更が行われてからほぼ 5 年が経過しました。ま た、次期介護保険事業計画では、日常生活圏域における高齢者の実態やニーズをふまえた地域包括 ケアの推進が課題とされています。
このため、今回の調査では、第 4 期における実態調査をベースに項目の見直しを行うとともに、 地域包括ケアの推進に関して、基本チェックリスト項目を中心とした高齢者の実態等を調査するな ど、日常生活圏域ごとの地域包括ケアの推進に活用していくこととしています。
2 調査の方法
(1)調査対象
■ 要介護・要支援認定者調査 介護保険の認定を受けている者 1 ,5 0 0 人を無作為抽出。
■ 高齢者一般調査 市内に住む 6 5 歳以上の市民 1 ,5 0 0 人を無作為抽出。
■ 若年者一般調査 市内に住む 4 0 歳∼6 4 歳の市民 1 ,0 0 0 人を無作為抽出。
(2)調査方法
郵送による配布・回収。
(3)調査期間
平成 2 2 年(2 0 1 0 年)1 2 月 1 0 日∼平成 2 2 年(2 0 1 0 年)1 2 月 2 8 日
(調査基準日:平成 2 2 年(2 0 1 0 年)1 2 月 1 日)
調査の概要
3 回収状況
配布数 回収数 回収率 要介護・要支援認定者調査 1 ,5 0 0 8 8 6 5 9 .1 %
高齢者一般調査 1 ,5 0 0 1 ,0 5 2 7 0 .1 % 若年者一般調査 1 ,0 0 0 4 9 4 4 9 .4 %
<全体> 4 ,0 0 0 2 ,4 3 2 6 0 .8 %
4 報告書の見方
(1)回答は、各質問の回答者数(N)を基数とした百分率(%)で示してあります。小数点第2位 を四捨五入しているため、比率の合計が 1 0 0 .0 %にならない場合があります。
また、複数回答を求めた質問では、回答比率の合計が 1 0 0 .0 %を超える場合があります。
(2)回答者数(N)が少ない場合は、比率の数字に偏りが生じやすく、厳密な比較をすることは難 しいので、おおよその回答の傾向をみることになります。
(3)図表において、コンピュータの入力の都合上、回答選択肢の見出しを簡略化している場合があ ります。
5 調査結果の要旨
(1)介護保険サービスの利用状況
①利用したサービスの種類と満足度
<要介護・要支援認定者調査結果 P 4 1 ∼P 4 7 >
・ 要介護・要支援認定者のうち介護保険サービスを「利用している」人が 7 6 .5 %、「利用してい ない」が 2 0 .6 %となっています。介護保険サービスを「利用していない」人は、要支援1が多 くなっています。
・ 利用した居宅系サービスの種類については、「通所介護」が 4 0 .1 %、「訪問介護」が 2 9 .1 %、
「福祉用具の貸与・購入」2 5 .8 %、「住宅改修」2 0 .6 %、「短期入所生活介護」1 2 .6 % 、「通所 リハビリテーション」1 2 .0 % などとなっています。
・ 利用した居宅系サービスの満足度については、「満足」と「普通」を合わせた回答が、どのサー ビスも約 9 割となっています。一方、「不満」という回答が全般に少ない中で、特定施設入居者 生活介護、短期入所療養介護については約 1 割と比較的多くなっています。
調査の概要
②居宅介護支援事業所とサービス提供事業者を選んだ理由
<要介護・要支援認定者調査結果P4 8 ∼P 5 2 >
・ 居宅介護支援事業所を選んだ理由については、「要支援と認定されたため『城陽市地域包括支援 センター』である」が 2 8 .7 % 、「自宅に近いから」が 1 4 .5 %、「市役所作成の事業者名簿から」 が 1 2 .7 % 、「利用したいサービスを提供している事業所だから」が 1 1 .4 %、「以前から相談に 乗ってもらっていたから」が 1 0 .7 %などとなっています。
・ また、サービス提供事業者を選んだ理由については、「介護支援専門員(ケアマネジャー)と相 談して決めた」が 3 9 .8 %、「介護支援専門員に任せた」が 2 3 .8 %、「自宅に近いから」が 1 6 .9 % などとなっています。
・ 6 0 % 以上の人が「介護支援専門員と相談して決めた」、「介護支援専門員に任せた」のいずれか を選んでいます。利用者がサービス事業所を選ぶにあたっては、介護支援専門員が重要な役割 を担っている様子がうかがえます。
(2)サービス未利用の状況
<要介護・要支援認定者調査結果P5 3 ∼P 5 5 >
・ 要介護・要支援認定を受けているのに介護保険サービスを利用していない人の場合、その理由 については、「自分でまだ頑張れるから」が 5 6 .2 % 、「家族が介護してくれるから」が 4 1 .8 % と多くなっています。
・ また、要介護認定を申請した理由については、「いつでも介護保険サービスを利用できるよう に」が 4 7 .9 %と最も多く、次いで「市から『要介護・要支援更新認定申請書』が送られてきた から」が 1 4 .4 %などとなっています。
・ 要支援など介護度が軽度の人の未利用率が高いのは、ある程度自立能力があることが背景にあ ると考えられます。
・ しかし、未利用の理由をみると、「いつでも介護保険サービスを利用できるように」や「市から
『要介護・要支援更新認定申請書』が送られてきたから」という消極的な更新理由をあげる人 の中には、認定申請の必要性の低い人が含まれていると考えられます。不測の事態を想定して 認定申請しなくても介護保険サービスの利用ができることを、引き続き周知していくことが必 要です。
(3)地域密着型サービスに関して
①地域密着型サービスの認知度
<要介護・要支援認定者調査結果P5 6 ∼P 5 7 >
・ 地域密着型サービスの認知度(「知っている」の割合)については、「小規模多機能型居宅介護」 が 2 5 .1 %で最も高く、次いで「認知症対応型通所介護」2 1 .8 % 、「認知症対応型共同生活介護」 2 1 .7 %などとなっています。
・ これら3つのサービスについては、前回調査と比べて認知度が上がっています。
調査の概要
20. 1 25. 1
45. 2 39. 4
34. 7 35. 5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度(前回)
(N=783) 平成22年度(今回)
(N=710)
小規模多機能型居宅介護
(前回調査との比較)
知っている 知らない 無回答
18. 0 21. 8
41. 6 34. 2
40. 4 43. 9
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度(前回)
(N=783) 平成22年度(今回)
(N=710)
認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)
(前回調査との比較)
知っている 知らない 無回答
16. 6 21. 7
42. 5 31. 7
40. 9 46. 6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度(前回)
(N=783) 平成22年度(今回)
(N=710)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
(前回調査との比較)
知っている 知らない 無回答
②今後利用したい地域密着型サービス
<要介護・要支援認定者調査結果P5 8 >
・ 今後利用したいサービスについては、「小規模多機能型居宅介護」1 5 .5 %、次いで「認知症対応 型通所介護」9 .0 %、「認知症対応型共同生活介護」7 .7 %などとなっています。
・ 今後とも、地域密着型サービスの周知が必要です。
調査の概要
(4)介護者の状況
①介護者の状況
<要介護・要支援認定者調査結果P3 0 ∼P 3 2 >
・ 主な介護者の性別については、「女性」が 6 6 .3 %、「男性」が 3 0 .2 %となっています。また、 年齢については 6 0 歳代以上が 6 6 .5 %をしめています。
・ 主な介護者の身体の状態については、「健康」が 3 6 .5 %であるのに対し、「何らかの病気を持っ ている(通院程度)」が 5 0 .0 %、「要介護・要支援認定を受けている」が 1 0 .7 %となっていま す。
②介護を行う上で困っていること
<要介護・要支援認定者調査結果P3 3 ∼P 3 4 >
・ 介護を行う上で困っていることは、「もっと訪問介護や短期入所生活介護、通所介護等の介護サ ービスを利用したい」が 1 8 .4 %、「認知症の対応がわからない」が13 .1 %、「他の家族のこと が後回しになる」が 1 2 .9 %などとなっています。一方、「特にない」は 3 4 .4 % となっています。
③介護することに対する不安
<若年者一般調査結果P1 8 1 ∼P 1 8 2 >
・ 若年者一般調査では、介護している人の 8 6 .4 %が「(不安が)ある」と回答しています。
・ 不安の内容は、「介護を受けている人の心身の状態がもっと悪くなること」が 6 6 .7 %と男女と も一番多くなっており、ついで男性の場合は「介護の経費が増えること」が 6 6 .7 %、女性の場 合は「介護を続けることに精神的な不安がある」が 5 3 .1 %と多くなっています。
④将来の介護について
<若年者一般調査結果P1 8 3 ∼P 1 8 4 >
・ 親や配偶者などが介護を必要とするようになった場合については、「自宅で公的な介護サービ スを利用して介護がしたい(している)」が 4 5 .5 %を占め、以下「特別養護老人ホームなどの 介護保険施設に入所したい(している)」が 2 3 .5 %などとなっています。
・ 一方、自分の介護については、「自宅で公的な介護サービスを利用して介護してもらいたい」が 3 7 .4 %、「特別養護老人ホームなどの介護保険施設に入所したい」が 2 5 .7 %、「食事や見守り のある高齢者向け住宅に入居したい」が 1 9 .8 %となっており、親や配偶者などの場合に比べて 施設入所や高齢者向け住宅への希望者が多くなっています。
・ 介護する側も介護される側も、いずれも介護サービスを利用しながら、在宅(家族)による介 護を志向している傾向がみられます。それとともに施設入所への志向も平成 1 9 年度(2 0 0 7 年度)の同調査より 5 .5 ポイント増えています。
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(5)介護予防に関して
①健康状態
<高齢者一般調査結果P9 8 、若年者一般調査結果P1 6 3 >
・ 6 5 歳以上の高齢者一般(要介護・要支援認定者を除く‐ 以下同じ)のうち、「家の中での生活 はおおむね自分で行っているが、外出は一人ではできない」が 4 .0 %、「家の中での生活でも誰 かの手助けが必要で、日中もベッド(ふとん)上の生活が主体である」が 0 .5 %、「トイレ、食 事、着替えなども介助を要し、一日中ベッド(ふとん)上にいる」が 0 .1 %存在しています。
・ 一方、4 0 ∼6 4 歳の若年者一般(要介護・要支援認定者を除く‐ 以下同じ)のうち、「何らかの 病気や障がいなどがあり、将来生活に不安がある」という回答も 1 6 .6 %あり、これを年齢別で みると、5 0 ∼6 4 歳で 2 0 % 前後と高くなっています。
5. 9 5. 2 2. 3
6. 5 7. 7 5. 8
5. 9 26. 7
27. 8 41. 0
54. 5 58. 0 48. 7
47. 1
60. 0 51. 5
49. 7
36. 8 32. 6 38. 8
41. 2
10. 0 12. 4
6. 4 1. 6 1. 0 4. 0
3. 3 2. 1
0. 3 0. 2 0. 5
1. 0 0. 1
0. 6 0. 3 0. 5 0. 4
1. 8
0% 20% 40% 60% 80% 100%
90歳以上
(N=17) 85∼89歳
(N=30) 80∼84歳
(N=97) 75∼79歳
(N=173) 70∼74歳
(N=310) 65∼69歳
(N=405) 全体
(N=1052)
健康状態
大変健康
たいした病気や障がいなどもなく、普通に生活している
何らかの病気や障がいなどはあるが、日常生活はほぼ自分で行えるし、外出も一人でできる 家の中での生活はおおむね自分で行っているが、外出は一人ではできない
家の中での生活でも誰かの手助けが必要で、日中もベッド(ふとん)上での生活が主体である トイレ、食事、着替えなども介助を要し、一日中ベッド(ふとん)上にいる
その他 無回答
健康状態 高齢者一般
調査の概要
10. 5 12. 5
14. 7 10. 9
17. 9 12. 6
68. 5 65. 4
66. 2 79. 7
78. 6 69. 8
20. 0 20. 2
19. 1 9. 4
3. 6 16. 6
1. 0 1. 0
0. 8
1. 0 0. 2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
60∼64歳
(N=200) 55∼59歳
(N=104) 50∼54歳
(N=68) 45∼49歳
(N=64) 40∼44歳
(N=56) 全体
(N=494)
健康状態
大変健康
たいした病気や障がいなどもなく、普通に生活している 何らかの病気や障がいなどがあり、将来生活に不安がある その他
無回答
②要介護の主な要因
<要介護・要支援認定者調査結果P3 7 ∼P4 0 >
・ 介護を必要とするようになった主な要因については、「高齢によるおとろえ」が 4 0 .5 %で最も 多く、次いで「認知症」2 4 .5 %、「骨折・転倒」2 1 .4 %、「脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)」 2 0 .8 %などとなっています。
・ 要介護度別にみると、「高齢によるおとろえ」「骨折・転倒」以外に、要支援では「腰の疾患」 が多いのに対し、要介護1以上では「脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)」「認知症」の割合が 多くなっています。
③介護予防のための取り組み
<高齢者一般調査結果P1 2 0 >
・ 現在行っているが多いのは、「歯磨き(人にやってもらう場合も含む)を毎日おこなう」9 1 .2 %、
「定期的に健康診断を受ける」6 6 .9 %、「読み書きや計算など、ふだんから頭をよく使うように する」6 3 .5 %、「早寝・早起きなど規則正しい生活を送る」6 3 .3 %、「栄養バランスを考えた食 事をとる」6 2 .8 %、「ふだんから意識的に歩いたり、運動などをする」6 0 .6 %などとなってい ます。
・ 健康状態や要介護の主な原因などをみると、加齢や生活習慣に伴う疾病や障害とともに、ふだ んの生活の不活発化等が日常生活上のさまざまな活動を阻害する原因となる可能性がうかがえ
若年者一般
調査の概要
6. 5 5. 3
6. 0 1. 3
4. 2 1. 0 1. 2
10. 9 8. 4 6. 3
8. 8 5. 9 1. 7
2. 9 6. 4 2. 9
3. 7 3. 1 2. 3
48. 3
0. 0 20. 0 40. 0 60. 0
外出の際の移動手段 通院の手段 税金の支払いや公共機関の手続き 財産やお金の管理 日々の買い物 ペットの世話 日々のゴミだし 大型ゴミの処分 布団干し 衣替えや暖房器具の出し入れ 庭の手入れ 掃除 洗濯 炊事 電化製品の扱い方 話し相手・相談相手がいないこと 楽しみがほとんどないこと 夜間ひとりになること その他 特にない
(%) 困りごと
(6)日常生活動作状況
①日常生活の様子
<高齢者一般調査結果P1 0 0 ∼P1 1 2 >
・ 「一人で外出していますか」や「日用品の買い物をしていますか」などについて、ほとんどが
「できるし、している」となっていますが、一部に「できるけど、していない」や「できない」 人もいます。また、「階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか」については「いいえ」 が 3 0 .6 %となっています。
・ この 1 年間に転んだことがある人は 1 9 .1 %で、4 4 .9 %が転倒に対する不安が大きいと回答し ています。
・ 「いつも同じことを聞く」と言われたり、物忘れがあると言われる人は 2 4 .7 %となっています。
・ 週 1 回以上外出している人は 8 9 .4 %ですが、昨年と比べて外出の回数が減った人が 2 4 .7 %と なっており、その理由としては「足腰などの痛み」が 4 0 .8 %などとなっています。
②暮らしの中で困っていること
<要介護・要支援認定者調査結果P7 2 、高齢者一般調査結果P1 1 3 >
・ 暮らしの中で困っていることについては、要介護・要支援認定者の場合、「外出の際の移動手段」 や「通院の手段」など外出手段について多く挙げられているほか、「布団干し」、「掃除」、「日々 の買い物」などの家事が挙げられています。また、「楽しみがほとんどないこと」も 1 6 .9 %と 多くなっています。
・ これに対し、高齢者一般の場合、「大型ゴミの処分」が 1 0 .9 %となっている以外、ほかの項目 は 1 0 %未満となっており、「特にない」が 4 8 .3 %となっています。
34. 2 25. 1
13. 1 6. 1
23. 5 1. 4
16. 9 16. 2
24. 8 16. 2
17. 7 24. 1 12. 7
17. 6 13. 0 9. 0
16. 9 6. 8
4. 6
15. 2
0. 0 20. 0 40. 0
外出の際の移動手段 通院の手段 税金の支払いや公共機関の手続き 財産やお金の管理 日々の買い物 ペットの世話 日々のゴミだし 大型ゴミの処分 布団干し 衣替えや暖房器具の出し入れ 庭の手入れ 掃除 洗濯 炊事 電化製品の扱い方 話し相手・相談相手がいないこと 楽しみがほとんどないこと 夜間ひとりになること その他 特にない
(%) 困りごと
困りごと 要介護・要支援認定者
高齢者一般
調査の概要
③隣近所との付き合いの程度
<要介護・要支援認定者調査結果P7 3 、高齢者一般調査結果P1 2 1 、若年者一般調査結果P1 6 4 >
・ 隣 近 所 と の 付 き 合 い の 程 度 に つ い て は 、「 普 段 か ら 親 し い 付 き 合 い が あ る 」 は 高 齢 者 一 般 が 2 9 .8 %であるのに対し、要介護・要支援認定者は 1 9 .7 %、若年者一般は 1 2 .8 %とやや少なく なっています。
・ 「付き合いをしていない」は高齢者一般、若年者一般が2%未満であるのに対し、要介護・要 支援認定者は 1 2 .0 %とやや多くなっています。
④地域の自治会長や民生・児童委員等の認知度
<要介護・要支援認定者調査結果P7 4 、高齢者一般調査結果P1 2 2 、若年者一般調査結果P1 6 5 >
・ 自治会長の認知度については、「知っている」は高齢者一般が 6 2 .2 %、若年者一般が 4 5 .7 %、 要介護・要支援認定者が 4 3 .2 %となっています。
・ 民生・児童委員の認知度については、「知っている」は高齢者一般が 4 5 .2 %、要介護・要支援 認定者が 3 9 .3 %、若年者一般が 2 7 .5 %となっています。
・ 若年者ほど認知度が低い傾向が見られます。また、高齢者一般とほぼ同年代である要介護・要 支援認定者においても若年者ほどではないものの認知度が高齢者より低くなっています。
⑤日常的な相談相手
<要介護・要支援認定者調査結果P7 5 、高齢者一般調査結果P1 2 3 、若年者一般調査結果P1 6 6 >
・ 日常的な相談相手については、いずれも家族・親類が多くなっているほか、若年者一般では「知 人・友人」も 5 5 .5 %となっています。
・ 要介護・要支援認定者では「ケアマネジャー」が 2 5 .2 %、「かかりつけの医師・歯科医師・看 護師」が 2 0 .6 %と多くなっています。
⑥日常の見守りのための情報提供
<要介護・要支援認定者調査結果P7 6 、高齢者一般調査結果P1 2 4 、若年者一般調査結果P1 6 7 >
・ 日常の見守りのための情報提供については、「最小限の情報ならかまわない」が最も多く、高齢 者一般で 6 0 .4 %、要介護・要支援認定者で 5 6 .5 %、若年者一般で 6 2 .8 %となっています。 次いで「必要な情報は積極的に提供してもよい」が多く、高齢者一般で 1 7 .6 %、要介護・要支 援認定者で 1 6 .6 %、若年者一般で 2 3 .1 %となっています。
・ 一方、「個人の情報なので知られたくない」は、高齢者一般で 8 .1 %、要介護・要支援認定者で 6 .2 %、若年者一般で 6 .9 %となっています。
調査の概要
最小限の 情報なら かまわない
56. 5% 必要な情報
は、積極的に 提供しても
よい 16. 6% 個人の情報 なので知ら れたくない 6. 2%
その他 0. 7% わからない
9. 6%
無回答 10. 4%
地 域の日 常の見 守り
最小限の 情報なら かまわない
60. 4% 必要な情報
は、積極的に 提供しても
よい 17. 6% 個人の情報 なので知ら れたくない
8. 1% その他
1. 3%
わからない 8. 1%
無回答 4. 6% 地 域の日 常の見 守り
最小限の 情報なら かまわない
62. 8% 必要な情報
は、積極的に 提供しても
よい 23. 1% 個人の情報 なので知ら れたくない
6. 9%
その他 0. 8%
わからない 4. 7%
無回答 1. 8% 地 域の日 常の見 守り
(7)城陽市地域包括支援センターについて
<要介護・要支援認定者調査結果P6 9 ∼P7 1 、高齢者一般調査結果P1 3 9 ∼P1 4 1 、 若年者一般調査結果P1 7 1 ∼P1 7 3 >
・ 城陽市地域包括支援センターの認知度については、要介護・要支援認定者が 4 6 .1 %であるのに 対し、高齢者一般は 1 7 .5 %、若年者一般は 1 7 .8 %と少なくなっています。
・ 城陽市地域包括支援センターを利用したことがある人は、要介護・要支援認定者が 6 6 .4 %であ るのに対し、高齢者一般は 1 7 .9 %、若年者一般は 1 7 .0 %となっています。
・ どのような相談で利用したかについては、要介護・要支援認定者や高齢者一般では「介護保険 制度の相談」、「高齢者福祉サービスの利用の相談」、「介護保険サービスの利用の相談」の3項 目が多くなっており、若年者一般ではこのほか「家族や知人の介護の相談」が多くなっていま す。
・ 城陽市地域包括支援センターが設置されてほぼ5 年が経過し、地域包括支援センターの認知度 は上がっていますが、まだ十分とは言い切れません。介護や保健・福祉に関する専門的な相談 機関として地域包括支援センターの役割は重要です。高齢者をはじめ介護者など市民が気軽に
要介護・要支援認定者 高齢者一般
日常の見守りのための情報提供
若年者一般
調査の概要
知っている 46. 1% 知らない
40. 7% 無回答
13. 2%
城 陽市地 域包括 支援セ ンター の周知 度
知っている 17. 5%
知らない 77. 9%
無回答 4. 6%
城 陽市地 域包括 支援セ ンター の周知 度
知っている 17. 8%
知らない 81. 6%
無回答 0. 6%
城 陽市地 域包括 支援セ ンター の周知 度
(8)介護保険制度について
①保険料の負担感
<要介護・要支援認定者調査結果P7 8 、高齢者一般調査結果P1 4 6 >
・ 保険料の負担感については、要介護・要支援認定者の場合、「負担は感じない」が 6 .2 %、「それ ほど負担を感じない」が 6 .2 %、「この程度なら、やむをえない」が 3 3 .6 %となっているのに 対し、「やや負担が大きい」が 1 9 .2 %、「負担が大きい」が 1 7 .0 %となっています。
・ こ れ に対 し高 齢 者一 般の 場 合 、「 負担 は 感じ ない 」 が 1 .8 % 、「 それ ほど 負 担を 感じ な い」 が 3 .8 %、「この程度なら、やむをえない」が 2 7 .4 %となっているのに対し、「やや負担が大きい」 が 2 5 .9 %、「負担が大きい」が 2 7 .9 %と半数以上が「負担が大きい」と回答しています。
要介護・要支援認定者 高齢者一般
地域包括支援センターの認知度
若年者一般
調査の概要
7. 4 7. 6 5. 2
9. 1 6. 9 0. 9
6. 2
7. 4 10. 1 8. 3
4. 1 8. 0 3. 8
6. 2
44. 4 32. 9 36. 8 36. 1 29. 1 28. 3
33. 6
22. 2 27. 8 21. 8 16. 6 21. 7 13. 2
19. 2
11. 1 13. 9 13. 5 17. 4 15. 4 30. 2
17. 0
3. 7 6. 3 7. 8 8. 7 9. 1 16. 0
9. 1
3. 7 1. 3 6. 7 7. 9 9. 7
7. 5 8. 6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
400万円以上
(N=27) 300万円台
(N=79) 200万円台
(N=193) 100万円台
(N=241) 50∼100万円未満
(N=175) 50万円未満
(N=106) 全体
(N=886)
保険料の負担感
負担は感じない それほど負担を感じない この程度なら、やむをえない
やや負担が大きい 負担が大きい わからない
無回答
5. 3 0. 7 0. 4 2. 4 0. 9
2. 5 1. 8
5. 3 3. 4
5. 2 2. 9 1. 8
5. 1 3. 8
23. 0 35. 6 26. 9 26. 3 28. 0
22. 8 27. 4
23. 7 24. 8 29. 7 24. 4 24. 8
26. 6 25. 9
25. 7 20. 8
28. 5 31. 2 29. 8
29. 1 27. 9
7. 9 8. 1
6. 4 9. 3 7. 3
8. 9 7. 8
9. 2 6. 7
2. 8 3. 4 7. 3
5. 1 5. 5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
400万円以上
(N=152) 300万円台
(N=149) 200万円台
(N=249) 100万円台
(N=205) 50∼100万円未満
(N=218) 50万円未満
(N=79) 全体
(N=1052)
介護保険料の経済的な負担
負担は感じない それほど負担を感じない この程度なら、やむをえない
やや負担が大きい 負担が大きい わからない
無回答
要介護・要支援認定者 保険料の負担感
高齢者一般
調査の概要
②利用料の負担感
<要介護・要支援認定者調査結果P8 2 、高齢者一般調査結果P1 4 8 、若年者一般調査結果P1 7 7 >
・ 利用料の1割負担については、要介護・要支援認定者の場合、3 2 .7 %が「この程度ならよい」 としているほか、「負担は感じない」が 7 .2 %、「それほど負担を感じない」が 1 0 .3 %となって いるのに対し、「負担が大きい」は 1 4 .5 %、「やや負担が大きい」は 2 2 .8 %となっています。
・ 高齢者一般の場合、4 3 .2 %が「この程度なら、やむをえない」としているほか、「負担は感じな い」が 3 .0 %、「それほど負担を感じない」が 5 .4 %となっているのに対し、「負担が大きい」は 1 2 .1 %、「やや負担が大きい」は 1 3 .6 %となっています。
・ また、若年者一般の場合、「高いと思う」が 1 9 .0 %であるのに対し、「安いと思う」は 4 .9 %と 少なく、「妥当だと思う」が 4 8 .2 %となっています。
③低所得者対策の必要性
<要介護・要支援認定者調査結果P7 9 、高齢者一般調査結果P1 4 7 >
・ 低所得者の負担軽減対策については、要介護・要支援認定者の場合、「必要だと思う」が 4 3 .9 %、
「どちらかというと必要だと思う」が 1 6 .5 %であるのに対し、「不必要だと思う」は 1 .0 %、「ど ちらかというと不必要だと思う」は 1 .5 %にとどまっています。
・ 高齢者一般の場合もほぼ同様の傾向で、「必要だと思う」が 4 3 .1 %、「どちらかというと必要だ と思う」が 1 9 .8 %であるのに対し、「不必要だと思う」は 1 .9 %、「どちらかというと不必要だ と思う」は 3 .5 %と少なくなっています。
・ 低所得者への負担軽減対策は、今後も引き続き検討していく必要があります。
④介護保険制度の評価
<要介護・要支援認定者調査結果P8 3 、高齢者一般調査結果P1 4 9 、若年者一般調査結果P1 7 6 >
・ 介護保険制度全般については、要介護・要支援認定者の場合、「満足できる制度である」が 7 .1 %、
「おおむね満足できる制度である」が 4 3 .2 %と肯定的な回答が 5 0 .3 %であるのに対し、「満足 できる制度ではない」は 8 .0 %、「あまり満足できる制度ではない」は 1 5 .2 %と否定的な回答 は 2 3 .2 %となっており、肯定的な回答が否定的な回答を上回っています。
・ 高齢者一般の場合、「満足できる制度である」が 2 .0 %、「おおむね満足できる制度である」が 2 9 .8 %と肯定的な回答が 3 1 .8 %であるのに対し、「満足できる制度ではない」は 1 1 .9 %、「あ まり満足できる制度ではない」は 1 8 .7 %と否定的な回答は 3 0 .6 %となっており、肯定的な回 答が否定的な回答をやや上回っています。
・ 若年者一般の場合、「満足できる制度である」が 2 .6 %、「おおむね満足できる制度である」が 2 6 .7 %と肯定的な回答が 2 9 .3 %であるのに対し、「満足できる制度ではない」は 1 3 .4 %、「あ まり満足できる制度ではない」は 1 9 .8 %と否定的な回答は 3 3 .2 %となっており、否定的な回 答が肯定的な回答をやや上回っています。
・ 介護保険制度に対する満足度については、要介護・要支援認定者に比べ、高齢者一般、若年者 一般の評価が低くなっています。これは、実際サービスを利用している層と、そうでない層(サ
調査の概要
満足できる 制度である
7. 1%
おおむね満足 できる 制度である
43. 2%
あまり満足 できる制度 ではない
15. 2% 満足できる
制度ではない 8. 0% その他
1. 6%
わからない 16. 1% 無回答
8. 7%
介 護保険 制度の 評価
満足できる 制度である
2. 0%
おおむね満足 できる 制度である
29. 8%
あまり満足 できる制度 ではない
18. 7% 満足できる
制度ではない 11. 9% その他
2. 9%
わからない 23. 0% 無回答
11. 6%
介 護保険 制度の 評価
満足できる 制度である
2. 6%
おおむね満足 できる 制度である
26. 7%
あまり満足 できる制度 ではない
19. 8% 満足できる
制度ではない 13. 4% その他
2. 8%
わからない 33. 6%
無回答 1. 0%
介 護保険 制度全 般の評 価
(9)今後、重要と思う施策の充実について
①認知症高齢者等対策
<要介護・要支援認定者調査結果P8 4 、高齢者一般調査結果P1 5 0 、若年者一般調査結果P1 8 5 >
・ 認知症高齢者等対策については、いずれの調査においても「認知症高齢者や若年性認知症者を 介護する施設や通所サービス事業所等を充実する」や「認知症の予防、治療、介護のあり方な どに関する知識を普及・啓発する」、「認知症高齢者や若年性認知症者の家族を支援するための サービスを充実する」、「認知症を診断できる専門医の充実など医療体制を整備する」が多くな っています。
・ 認知症高齢者等対策として、認知症高齢者を受け入れる施設やサービスの充実とともに、認知 症の予防や介護に関する知識の普及・啓発、専門医など医療体制の充実を求める声が聞かれま す。地域で認知症高齢者等が安心して暮らしていけるよう、地域住民の認知症に関する理解を
要介護・要支援認定者 高齢者一般
介護保険制度の評価
若年者一般
調査の概要
②高齢者虐待
<要介護・要支援認定者調査結果P8 5 ∼P8 6 、高齢者一般調査結果P1 5 1 ∼P1 5 2 、 若年者一般調査結果P1 8 6 ∼P1 8 7 >
・ 高齢者虐待が起きる原因については、いずれの調査においても「介護者の介護疲れ、介護によ るストレス」が最も多くなっています。これに次いで、高齢者一般や若年者一般の場合は「介 護者が孤立し協力者がいないこと」が多くなっているのに対し、要介護・要支援認定者の場合 は「高齢者本人の認知症による言動の混乱」も多くなっています。
・ 高齢者虐待の防止のために必要な取組みについては、いずれも「家族などの養護者に対する支 援」が最も多く、次いで「身近な地域での相談窓口の設置」および「虐待を受けた高齢者の保 護・宿泊施設づくり」が多くなっています。
・ 高齢者虐待の原因として、回答者の多くが介護者の介護疲れやストレスを挙げ、それを受けて、 養護者への支援や相談窓口の充実が重要と考えている人が少なくありません。今後とも、地域 の関係機関・団体と連携し、虐待を受けた人と虐待を行なった人双方に対する支援機関として、 地域包括支援センターの機能を強化し、高齢者の虐待の予防、早期発見と防止を図るためのネ ットワークの充実が求められます。
③今後、重要だと思う施策
<要介護・要支援認定者調査結果P8 7 、高齢者一般調査結果P1 5 3 、若年者一般調査結果P1 8 8 >
・ 今後、重要だと思う施策については、「介護保険サービスの充実」や「福祉・介護に携わる専門 的人材の育成と確保」が多く、次いで「介護保険制度の周知・啓発」や「介護相談・介護指導 の充実」が多くなっています。このほか、若年者一般の場合は「介護保険以外のサービスの充 実」も多くなっています。
・ 今後とも、相談体制や介護サービスの提供基盤の充実に引き続き努めるとともに、介護保険以 外のサービスを含めた地域包括ケアの推進に努める必要があります。
調査の概要